アミリタ伴走プレイブック
LIDDELL / アミリタHDG様 AIエージェント構築支援 / 実行プレイブック v0.1

アミリタ伴走プレイブック

別のレビュー役による実行可能性チェックを反映済み(08)。11月の立ち上げから年内の「どっと原価 手入力ゼロ(第1弾)」までを週単位で、そのあとの業務改善を業務ごとの手順で書いた実行計画です。WBS v1(10/25)の上に乗せて使い、決まったことはWBSに戻してください。

契約 2026/11/1〜2027/10/31 対象 RCワークス・タカラ住建 軸2の枠 月10時間/社(週1本目安) 作成 2026-10-27 書き手の立場 SM・軸2担当(船津)

01全体像

役員会(10/19)で「タカラ住建のどっと原価をはじめとした手入力作業を年内になくす」と宣言済み。最初の成果はここで出し、その実績を使って121件に広げます。

2026年11月

立ち上げ

  • キックオフ・初期セットアップ
  • どっと原価の業務ヒアリングと計測
  • 中尾社長AI 研修 第1〜3回
  • Sprint 1 開始(11/16週)
年内の対象範囲に小林部長が合意
12月〜2027年2月

構築・検証

  • どっと原価 第1弾を年内に本番化
  • 週1本ずつ自動化(2社)
  • レクチャーは構築物を題材に
  • 社長AIで起案の一次チェック
2月末の効果確認で削減時間を数字で提示
2027年3月〜8月

定着・横展開

  • 121件を価値順に消化
  • 担当者が自分で改修・新規作成
  • 他グループ会社への展開検討
担当者が社内の窓口として自走
2027年9月〜10月

総括・更新

  • 1年の効果を総括
  • 運用の引き継ぎ
  • 9/30 更新判断
更新・拡大を判断

年内目標のクリティカルパス

次の4つが期日までに決まらないと、どっと原価の年内切り替えは間に合いません。期日を過ぎたら「年内の範囲を縮める」と先に合意しておきます。

期日決めること決める人遅れたとき
10/31どっと原価の版(オンプレ/クラウド)と、原価実績を取り込む機能の有無。建設ドットウェブとタカラ住建の情報システム担当に問い合わせる船津・タカラ住建レシピAの方式を代案(手順4の(3))に切り替える
10/31両社のAI担当者(各1名)と、その代わりを務める人小林部長キックオフとセットアップが後ろにずれる
11/6タカラ住建のClaude契約と組織(独自に持つか、同じ組織に入るか)。原価データを置く場所と、会社をまたぐ共有の承認アミリタHD(ライセンス整備はお客様側の作業)WEEK2のセットアップと書類の受け渡しができない
11/20「手入力ゼロ」の定義と年内の対象(どの帳票、月何件)を書面で合意し、役員に報告八田・小林部長年末に「約束と違う」評価になる
WBSとの差:WBSは構築開始を12月としていますが、年内に間に合わせるため、どっと原価だけ11/16からSprint 1を始める案にしています。キックオフでこの前倒しに合意をもらい、WBSを更新してください。

02最初の5週間(10/28〜11/27)

担当の色:LIDDELL アミリタ様 両社。日付は提案で、キックオフ日程(要確認No.1)が決まったら前後にずらします。

WEEK 010/28–10/31契約・準備

キックオフ前に「年内に何をゼロにするか」の論点を渡す

  • 進行スケジュール・手続きの流れの連絡に、本書の「年内の範囲」の論点を一文添える(0-03)八田
  • 補助金の回答で「交付決定前の着手が対象外になる制度か」を明記(0-04)八田
  • AI担当者の選定依頼と、端末の事前チェック表(03)を送付(0-06)船津
  • 申込書の記入・押印(0-05)小林部長
  • どっと原価の版と、原価実績の取込機能の有無を、建設ドットウェブとタカラ住建の情報システム担当に問い合わせる船津
  • 業務効率化候補167件(うちAI化見込み121件)の元ファイルを入手し、列を追加(月間工数/頻度/使うシステム/1スプリントで収まるか)船津
終わりの状態:キックオフ日程、各社AI担当者とその代わりの人、どっと原価の版と取込機能の有無がわかっている。
WEEK 111/2–11/6キックオフ

キックオフ(60分)と、RCワークスの初期セットアップ

  • キックオフ:目的2つ、体制、週の回し方(06)、KPI案(07)、年内の範囲の確認両社
  • 組織設定の確認(オーナー:中尾社長):Skills と「コード実行とファイル作成」、Cowork をオン、Claude in Chrome の許可サイト設定中尾社長・八田
  • 中尾社長AI 研修の再開日と新PCの準備を確定(日程はLINE)萩原
  • RCワークス AI担当者の初期セットアップ90分(03)船津
  • 中尾社長AI 研修 第1回(アプリ基礎と初期設定。新PC・社内回線で)八田・萩原
終わりの状態:RCワークスの担当者が自分のPCでClaudeデスクトップとClaude in Chromeを使える。
WEEK 211/9–11/13ヒアリング

タカラ住建のセットアップと、どっと原価の業務ヒアリング

  • タカラ住建 AI担当者の初期セットアップ90分船津
  • どっと原価ヒアリング60分:版(オンプレ/クラウド)、入力元の書類、月の件数と時間、取込機能の有無、入力画面の録画(レシピA)船津・入力担当
  • 入力元の書類サンプル30件(請求書・納品書など、写真でも可)をGoogleドライブの共有フォルダへタカラ住建
  • RCワークスの業務ヒアリング:起案・申請の種類、見積もりの流れ(レシピB・C)。構築は1月から船津
  • 軸1 第1回レクチャー(各社1名、会社ごとに60分)八田
  • 中尾社長AI 研修 第2回(素材づくり)八田・萩原
終わりの状態:どっと原価の現状が「月◯件・◯時間」で記録され、方式(取込/ブラウザ入力/その他)の候補が絞れている。
WEEK 311/16–11/20Sprint 1

Sprint 1:読み取りスキルの試作と、バックログの確定

  • スプリント定例30分(初回は計画のみ)PO・SM・担当者
  • サンプル30件で「書類→取込用の表」読み取りスキル v0 を作り、項目ごとの正答率を測る船津
  • 年内の達成範囲を小林部長と文書で合意(要確認No.3)八田・小林部長
  • バックログ上位10件にストーリーポイントを付ける(1-05・1-06)八田・船津・担当者
  • 中尾社長AI 研修 第3回(仕上げと毎朝7:45の自動更新)八田・萩原
終わりの状態:読み取り正答率の実測値が出ている。中尾社長AIが毎朝更新されている。
WEEK 411/24–11/27Sprint 2

Sprint 2:どっと原価への入れ方を作る(11/23は祝日)

  • 定例30分:Sprint 1のデモ、正答率、次の1本の決定PO・SM・担当者
  • 方式に応じて、取込ファイル出力 または Claude in Chromeでの入力下書きを実装(レシピA 手順4)船津
  • RCワークス:121件の上位から、30分以内で作れる小さな1本(例:メール要約の定期実行)を担当者と作る船津
  • KPIの指標と目標値を確定(0-10)八田・小林部長
  • 初回請求(初期費用+11月分、11/30締め)丸山
終わりの状態:書類を見て打つ作業なしで、1件がどっと原価への登録直前まで通る。12月の並走計画が決まっている。

12月は Sprint 3(11/30〜)で並走、Sprint 4〜5 で手入力から切り替え、年末休み前に第1弾を完了させる想定です。12月は入力担当が年末で忙しく、並走は作業が二重になるため、並走は1週間・件数を絞って行います。タカラ住建の年末休業日はキックオフで確認します。

工数の配分:11〜12月のタカラ住建は、どっと原価だけで軸2の月10時間をほぼ使い切ります。そのため、RCワークスの起案チェック(レシピB)は1月からにし、11〜12月のRCワークスはセットアップ、ヒアリング、小さな1本に絞ります。それでも超える場合は、2社の時間を合算して配分するか、追加工数として先に合意します。

03初期セットアップ手順(各社1回・90分)

10/14は社長のSub PC(メモリ95%)とテザリングで中断しました。同じことを起こさないため、事前チェックを必ず先に回します。

事前チェック(前週までに担当者へ送る)

  • Windows 10以上またはmacOS。メモリ16GBを推奨(8GBなら他アプリを閉じて参加)
  • Google Chrome が入っている(Claude in ChromeはChrome専用。EdgeなどのChromium系は非対応)
  • 社内の固定回線。テザリングは不可
  • 会社のメールアドレスで Claude の Team に招待済み
  • 当日は画面共有できるWeb会議ツール。Chromeのタブは閉じておく

オーナーが先に設定すること(中尾社長と一緒に)

  • 組織設定 → Skills の Policy で「Skills」と「コード実行とファイル作成」をオン(スキルはコード実行が前提)
  • Cowork が使える設定になっているか確認
  • 組織設定 → Claude in Chrome:有効化を確認し、許可サイトにどっと原価(クラウド版の場合)や業務で使うサイトを登録
  • メンバー招待:各社AI担当者
  • 入力データの扱い:原価・業者単価を置く場所と、会社をまたぐ共有の承認を取る(要確認No.7)

ライセンス購入と組織の整備は契約の対象外で、お客様側の作業です。LIDDELLは手順の案内まで行います。

画面の名前はアプリの版で変わります。当日は実画面で確認します。

時間やること確認ポイント
0–10分目的と今日のゴール。「1年後に自分で業務を直せる人」になる道筋を説明担当者が自分の業務の困りごとを1つ言える
10–25分Claudeデスクトップアプリを入れ、会社のTeamでログイン左下の名前で所属がTeamになっている(個人用ではない)
25–40分Claude in Chrome を Chrome ウェブストアから追加 → ログイン → ピン留め → 権限を許可。デスクトップ側は 設定 → コネクタ で Claude in Chrome をオンChrome右上から開け、「このページを要約して」が動く。会話ごとにオンにする必要があることを理解
40–55分コネクタ接続:Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダー(Slackは使う会社のみ)。読み取り系は「常に許可」「昨日届いたメールを3行で」が動く
55–75分スキルの説明(10分):スキル=手順書。SKILL.md(常に読む短い核)と reference/(必要時だけ読む資料)。中尾社長AIを実例として見せる。
その場で練習:「議事録を決定事項・宿題・期限の表にする」スキルを一緒に作る
自分の会話で「/」から作ったスキルを呼び出せる
75–85分スケジュールタスクの見せ方:毎朝のメール要約を1本予約(PCを閉じていてもクラウドで動く。PC内のファイルを使う作業は除く。Chromeのショートカットの定期実行はChromeが起動している必要がある想定で設計する)翌朝、結果が届く。失敗したときの通知先を決める
85–90分宿題:自分の業務を3つ、「いつ・何を見て・何を入力するか」で書き出す次回レクチャーの題材になる

04軸1 レクチャー(週1回60分・各社1名・八田さん担当の案)

毎回「その週に船津が作ったもの」を教材に使い、宿題で担当者自身に手を動かしてもらいます。最初の12回で「自分で1本作れる」ところまで行き、2月末の効果確認に合わせます。受講者は契約どおり各社1名で、2名以上は別見積です。

1

画面と4つの道具

チャット/Cowork、コネクタ・スキル・プロジェクト・スケジュールタスク

宿題
毎日1回、業務の質問をClaudeにする
合格
5日中4日使った
2

伝わる指示の型

目的・材料・出力形式・確認方法の4点。悪い例と良い例

宿題
自分の業務で指示文を3つ書く
合格
やり直しなしで使える指示が1つ
3

Claude in Chrome 基本

ページを読む・まとめる・フォームに下書きする。最後のボタンは人が押すルール

宿題
社内で使うWeb画面を1つ要約させる
合格
危ない操作を止められる
4

スキルを読む

どっと原価の読み取りスキルを開いて構造を説明

宿題
スキルの説明文を自分の言葉で書き直す
合格
何を直せば何が変わるか言える
5

業務を手順書にする

業務棚卸し → 手順の分解 → 判断ポイントの抜き出し

宿題
自分の業務1つを手順書にする
合格
他人が読んで同じ作業ができる
6

スキルを作る

手順書から SKILL.md と reference/ を作る

宿題
第5回の手順書をスキル化
合格
3回連続で同じ結果が出る
7

コネクタで材料を取りに行く

Gmail・ドライブから材料を探させる。権限の考え方

宿題
メール起点の作業を1つ自動化
合格
貼り付けなしで動く
8

スケジュールタスク

定期実行の設計。失敗時の通知、ローカルファイルを使う作業との違い

宿題
週次レポートを1本予約
合格
2週続けて自動で届く
9

Chromeの定型作業

Claude in Chrome のショートカット保存と定期実行

宿題
Web画面の定型確認を1つショートカット化
合格
「/」から呼べる
10

壊れたときの直し方

ズレメモ、CHANGELOG、版数。前の版に戻す

宿題
自分のスキルを1回改版
合格
変更記録が残っている
11

社内で共有する

スキルの共有、使い方の説明、問い合わせ対応

宿題
同僚1人に使ってもらう
合格
同僚が自分で実行できた
12

発表

作ったもの・削減時間・次にやりたいことを小林部長に発表

宿題
—
合格
次の改善を自分で選べる
13〜

添削と自走

担当者が自分で作った・直したスキルを毎週持ち込み、八田が添削。3月以降は担当者がバックログの1本を自分で担当

宿題
毎週1つ改善
合格
LIDDELLが手を入れずに本番化

契約上は年間約48回です。年末年始など休みの週は回を飛ばし、翌週に詰めません。第11回の「社内共有」は担当者の同僚1人への説明までで、説明会や運用マニュアル作成は対象外です。

05業務別の効率化レシピ

どの業務を「どの道具で、どの順に、何を測って」変えるか。現状の欄は聞き取り前の仮説を含むので、ヒアリング後に書き換えます。

A. どっと原価への手入力をなくす

最優先・年内タカラ住建Sprint 1〜5
いま(仮説)
請求書・納品書などを見ながら、工事ごとに業者・科目・金額をどっと原価の画面に手で入力している。
これから
書類はフォルダに置くだけ。Claudeが工事・科目・金額を表にし、担当者は「自信なし」の行だけ確認。どっと原価への登録は取込機能、なければブラウザ操作の下書きで行う。

手順

  1. 書類をスキャンまたは撮影し、Googleドライブの「原価_未処理」フォルダに置く担当者の作業はここだけにする
  2. スキル genka-yomitori が工事名・業者・科目・金額・日付を読み取り、工事マスタと突き合わせて表にする工事マスタはどっと原価から書き出したファイルを reference/ に置く
  3. 合計と税額を自動で検算し、合わない行・読み取りに自信がない行・マスタに無い工事を「要確認」で色分け。金額は担当者が全件を元の書類と照合する照合は表を上から見るだけにし、打ち込みはしない
  4. どっと原価へ登録(1) 原価実績を取り込める → 取込用の表を出力して取込
    (2) クラウド版で取込が無い → Claude in Chrome が入力欄に下書き、登録ボタンは担当者
    (3) オンプレ版で取込が無い → Claude in Chrome は使えない(Chrome専用)。会計ソフト連携など別経路での取り込み、画面の並び順どおりに並べた転記用の表、別の画面操作ツールを比較し、10/31の時点で選ぶ
  5. 処理済みの書類を「原価_済」へ移し、件数と所要時間を記録

スプリント分割

S1 11/16計測と読み取り v0。30件で正答率を測る
S2 11/24登録方式の実装。1件を手作業なしで通す
S3 11/30並走:手入力と同時に回し差分を確認
S4 12/7要確認ルールの調整、担当者が単独で実行
S5 12/14手入力から切り替え。年末前に完了報告

測るもの

  • 書類を見て打った件数(月)と、1件あたりの処理時間
  • 確定データの誤り件数(目標:0件)
  • 要確認になった行の割合と、読み取りの項目別正答率(参考値。30件では99%を検証できないため、本番の件数で追う)

手書き伝票の読み取りと、工事への紐付けは人の判断が残る前提で設計する。「手入力ゼロ」は「書類を見て打つ作業ゼロ(照合と登録ボタンは人)」と定義し、11/20までに書面で合意する。テスト環境がなければ、並走中は登録前の表で差分を確認し、本番への登録は手入力分だけにする。

B. 起案・申請の一次チェック

RCワークス1月〜
いま
社員が起案を持っていき、社長が論点の抜けや方針とのズレを指摘して差し戻す。
これから
提出前に社員が「社長ならどう言うか」を確認。抜けを直してから出すので、社長の確認は判断だけになる。

手順

  1. 中尾社長AI(研修で作成)を土台にする判断の原則・禁止事項は社長の承認制のまま
  2. 起案の種類ごとにチェック観点を reference/ に追加(例:値引き、外注先の選定、広告出稿)
  3. 社員は起案文を貼って /kian-check。出力は「足りない情報」「社長が聞きそうな質問」「方針とのズレ」の3つ
  4. 差し戻し理由を毎週集め、観点に反映

測るもの

  • 差し戻し回数(起案1件あたり)
  • 社長の確認にかかる時間(週)
  • 社員の利用回数

開始条件は「中尾社長AIが毎朝更新されている」「社長が判断基準を社員に共有してよいと承認した」の2つ。最終判断は社長で、AIの出力は「判断材料」と明記する。

C. 見積もり作成の壁打ち

RCワークス1月〜
いま
見積もりの前提や値付けの判断に迷うと、社長に確認するまで止まる。
これから
過去見積と社長の値付け基準を参照し、前提の抜けと基準からの外れを先に洗い出す。金額の決定は人。

手順

  1. 過去の見積書20件と単価表をドライブの専用フォルダへ
  2. スキル mitsumori-kabeuchi:案件概要を入れると、前提チェックリストと「過去の似た案件」を返す
  3. 社長の値付け基準は中尾社長AIの reference/ から読む

測るもの

  • 見積1件の作成時間
  • 社長への確認回数

D. 分譲物件のポータル掲載資料

RCワークス1〜2月
いま
中尾社長が個人でAIを使い、ポータル用の図面・パースの修正や紹介文を作っている。
これから
社長のやり方を手順書にして担当者へ。紹介文と掲載項目の下書きを作り、ポータル管理画面への入力は Claude in Chrome が下書き、公開は担当者。

手順

  1. 社長の作業を画面録画で1回見せてもらい、手順書にする
  2. スキル bukken-keisai:物件概要から紹介文・掲載項目表・チェックリストを作る
  3. Claude in Chrome のショートカットで管理画面の入力欄に下書き。公開ボタンは人

測るもの

  • 1物件の掲載準備時間
  • 社長の作業時間(ゼロに近づける)

着手前に各ポータルの利用規約で自動入力が禁止されていないか確認し、管理画面を許可サイトに登録する。図面・パースの画像編集そのものは別ツールが必要な場合があるので、最初は文章と入力作業に絞る。

E. 幹部週報のまとめと社長コメント案

グループ2月〜

手順

  1. 週報の置き場所を決める(第一案:メールかGoogleドライブの決まったフォルダ。Slackに戻すならそれも可)
  2. 毎週月曜8:00のスケジュールタスクで、要点・数字・懸念を1枚にまとめ、中尾社長AIの口調でコメント案を作る
  3. 社長が直して自分で送る(自動送信はしない)

前提

Slackの社内利用は止まっているため、最初はメールかドライブを材料にする。Slackを使う場合は、ワークスペース管理者によるコネクタの承認が要る。

06スプリントの回し方

月10時間/社は、月4.3週で割ると週に約2時間15分です。会議は定例30分だけにまとめ、残りを構築に回します。

1週間の型(1社あたり)

場時間中身
定例(振り返り+計画)30分デモ、削減時間、次の1本
構築・組み込み約85分船津が作り、担当者と15分で動作確認
相談・効果測定約20分チャット対応、前後の時間の記録
軸1 レクチャー60分八田。軸2の時間とは別枠

定例とレクチャーを同じ曜日に続けて置くと、担当者の拘束が半日に収まります(要確認No.5)。

「完了」の定義(1本ごと)

  1. 本番の業務で、担当者が自分で実行できた
  2. 手順書(スキルの説明文)がある
  3. 導入前と導入後の時間を記録した
  4. CHANGELOG に版数と変更理由がある
  5. 止まったときの戻し方が決まっている

ポイントの目安

  • 1点:既存スキルの手直し(30分以内)
  • 2点:新しい定型作業1つ(1スプリントで完了)
  • 3点:外部システムへの入力を含む(分割を検討)
  • 5点以上:必ず2スプリント以上に分ける

121件の並べ方

一覧に4列を足して点数化し、上から取ります:月間工数(大きいほど上)、頻度(毎日>毎週>毎月)、1スプリントで収まるか、担当者が後で直せるか。週1本のうち大きいものは数週に分かれるので、LIDDELLが作れるのは2社あわせて年30〜40本が現実的な線です。残りは「やらない」か「担当者が自分で作る」に振り分けます。

止まらないための決めごと

リスク対策担当
担当者が休む・異動する各社に代わりの人を1名決め、定例の議事録とスキルの説明文を共有しておく小林部長
自動化が誤った結果を出す本番に入れる前に戻し方を決める(前の版のスキルに戻す、手作業に戻す手順)船津
スケジュールタスクが失敗する失敗時の通知先を担当者と船津の2人にする。週次定例で実行履歴を確認船津・担当者
年末・決算期で現場が忙しい12月の並走は1週間・件数を絞る。年末休業の週はスプリントを休む八田
軸2の時間を超える超えそうな時点で定例で報告し、翌月に回すか追加工数かを小林部長と決める船津

作業ごとの費用の区分

作業区分
初期セットアップ(各社1回)初期費用
キックオフ、ヒアリング、構築、定例、効果測定軸2(月10時間/社)
レクチャー、宿題、チャットサポート軸1(週1回60分、各社1名)
中尾社長AI 研修(全3回)別トラック(八田・萩原)。扱いを社内で確認
ライセンス購入・組織の整備、運用マニュアル、説明会、2人目以降の受講者対象外(お客様側または別見積)

07KPI

WBSの候補(会議体タブ)に目標値と測り方を付けた案です。基準値はWEEK 2のヒアリングで取ります。

軸指標測り方頻度2月末(案)10月末(案)
軸2どっと原価の手入力件数月の入力件数のうち、人が書類を見て打った件数月次第1弾の対象 0件対象業務すべて 0件
軸2本番で使われている自動化の本数「完了」の定義を満たしたもの(2社計)。消化ポイントと並べて見る週次6本30本
軸2削減時間導入前の時間 − 導入後の時間(時間/月、2社計)月次基準値の後に設定基準値の後に設定
軸1宿題の完了率出した宿題のうち期限内に終えた割合週次80%以上80%以上
軸1担当者が自分で作った・直したスキル船津が手を入れていないもの(1社あたり)月次1件5件
社長AI「自分らしさ」の自己採点中尾社長が100点満点で採点月次80点90点
社長AI社員の利用回数起案チェック(レシピB)で社員が使った回数月次開始後に設定開始後に設定
共通消化ポイントスプリントごとの合計週次記録を始める安定

本数の目安は、タカラ住建が12月中旬までどっと原価に専念し、実質の構築期間が2月末まで約10週になる前提です。投資額(税別380万円/年)に対し、削減時間×時給で「何ヶ月で元が取れたか」を月次で見せると、9/30の更新判断の材料になります。

08実行可能性レビュー

初稿を、公式ヘルプと契約条件に照らして別のレビュー役(Claudeの独立したレビューエージェント)に確認させました。NG 5件、条件付き 8件の指摘があり、下のとおり本書に反映済みです。「残る条件」は計画だけでは消せないので、期日までに確認します。

NG

どっと原価で取込が確認できるのは予算データだけ。オンプレ版はClaude in Chromeで操作できない

直したこと版と取込機能を10/31に問い合わせ。オンプレ版の代案を手順4(3)に追加

残る条件取込不可のオンプレ版なら、年内は「転記用の表」までになる可能性

NG

11〜12月のタカラ住建の作業が月10時間を超える

直したことレシピBを1月へ移動。週の時間配分を再計算。超過時の扱いを明記

残る条件超過分の扱いを小林部長と合意

NG

担当者・ライセンス・方式・範囲が決まる期日がない

直したこと01にクリティカルパスの表を追加

残る条件期日に遅れたら範囲を縮める合意

NG

タカラ住建の原価データを扱う組織と承認が未定

直したこと11/6の決定事項に追加。要確認No.7を承認手続きに格上げ

残る条件アミリタHDの判断

NG

代わりの担当者、戻し方、失敗通知、年末休業が抜けている

直したこと06に「止まらないための決めごと」を追加

残る条件年末休業日の確認

条件付き

正答率99%は30件で検証できず、手書きでは楽観的

直したこと指標を「確定データの誤り0件」に変更。金額は全件照合、合計・税額を自動検算

条件付き

「手入力ゼロ」の定義が宣言とずれる

直したこと定義を明記し11/20に書面合意。WEEK4の表現を修正

残る条件役員への報告

条件付き

レクチャー12回で終わり、契約の約48回と合わない

直したこと13回目以降の添削・自走を追加。受講者は各社1名と明記

条件付き

ライセンス整備・説明会など対象外の作業が混ざる

直したこと費用の区分表を追加

残る条件社長AI研修の費用区分を社内で確認

条件付き

Coworkの有効化が漏れている。Chromeの定期実行はChrome起動が前提

直したこと管理者設定とセットアップ手順に追記

残る条件毎朝の更新がクラウドで動くかを初日に試す

条件付き

週報はSlack前提だが社内で使われていない

直したこと材料をメール・ドライブに変更

条件付き

起案チェックは社長AIの完成と共有承認が前提。ポータルは規約確認が必要

直したことレシピB・Dに開始条件を追加

残る条件社長の承認、各ポータルの規約

条件付き

本数の目標(2月末10本)が工数に対して高い

直したこと2月末6本・10月末30本に修正。社員の利用回数を追加

残る条件基準値を取ってから再確認

確認した機能の前提:Claude in ChromeはChrome専用でTeamでは既定で有効、許可・禁止サイトを設定できる。スケジュールタスクはPCを閉じていてもクラウドで動くが、PC内のファイルやアプリを使う作業は除く。スキルは組織設定でSkillsとコード実行を有効にする必要がある。